2024.06.14
#2 「腸活スクワット+炭酸水で腸にブレイクタイムを」
座りっぱなしは、「腸の健康」にも悪影響
リスキリング支援、育児・介護と仕事の両立、副業など、ここ数年で、私たちの働き方は大きく変化しました。なかでも、在宅で仕事を行うリモートワークは、もはや企業の勤務形態のスタンダードになっています。
ただ、リモートワークには、通勤や移動に費やしてきた時間から解放され、仕事効率が向上するというメリットがある一方で、運動不足や同僚とのコミュニケーションが取れないことによるストレスといった課題も生まれています。厚生労働省によると、2人に1人が「運動不足になること」をリモートワークにおけるデメリットとして挙げています。
家に籠り、日中はパソコンに向かってデスクワーク。夜もリビングでソファに同じような姿勢で座りっぱなしでいると背中も丸まりやすく、内臓が圧迫され、呼吸も浅くなるため、腸への刺激が少なくなり、さらに腸腰筋などの筋力も低下することで、腸の消化活動にも影響が出てくるので要注意です。
1時間に一度はブレイクタイムを
リモートワークに限らず、仕事に集中しすぎて同じ姿勢で座りっぱなしになりがちな方へ、簡単に実践できる身体ケアを紹介します。
一番大切なのは、適度な休憩を入れること。1時間に一度、椅子から立ち上がって背伸びをしたり、周囲を歩き回るだけでもよいと思います。
そして、定期的に実践して欲しいのが腸活エクササイズ+炭酸水。腸には、「腸活スクワット」などの上下運動が効果的。縮こまった腸腰筋を伸ばし、刺激を与えることで、便を押し出す力を向上させます。さらに、椅子に座ったまま、大きく深呼吸したり、左右に上半身をひねりながら大きく息を吐く動きをするだけでも、腸に対して刺激を与え、腸の位置を正しい位置に調整することができます。ぜひ試してみてください。
そして、運動後にはレモネードシロップとあわせた炭酸水を。「ストレスや疲労時にはレモン」という摂取習慣もある通り、レモン果汁の爽やかな味わいと出来立て炭酸水による刺激的なリフレッシュ体験でシュワっと気分転換、その後の仕事もはかどること間違いなしです。
「腸活スクワット」と「腰ひねり体操」
「腸活スクワット」
1. 椅子の背もたれなどにつかまって立つ
2. お腹を後ろに突き出すように腰を落とす
「腰ひねり体操」
1. 椅子に座り、脚を組みます。そのまま腰から上全体を片側にひねり、静止したまま深呼吸します。身体を正面に戻し、足を組み替え、今度は反対側にひねります。
2. 次に、正面を向いた状態で片手をまっすぐ上に挙げ、手を下ろしている側にゆっくりと上半身を倒します。倒したまま数秒間キープしたら最初の体勢に戻り、反対側にも倒します。
ソーダストリーム「オーガニックレモネード」
7回プッシュした強炭酸に、「オーガニックレモネード」シロップを入れ、レモンスライスやミントも加えてリフレッシュ。
監修
江田 証Akashi Eda
医学博士・江田クリニック院長